トップページ > 訓民正音 ナレ展
           
『世宗王様と哀れな民たちの「ハングル」に
ナレ(羽を意味する韓国語)が与えられた。
うつむいた夢もナレを伸ばす。
ハングル、今、ここから飛翔をはじめる。』
韓国独自の文字が作られたいきさつやその文字としての美しさを
韓国の小学生たちが視覚的に表現しました。
日 時 / 2010年11月26日(金)〜28日(日) 9:00〜16:30
会 場 / 秋田公立美術工芸短期大学 キャンパス内アトリエももさだ
入場料 / 無料
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■ ハングルの誕生背景 ■

昔、韓半島(朝鮮半島)には漢字しか存在せず、読み書きは支配階級の特権でした。そこで、言いたいことを文字で表現できない庶民のために世宗大王が立ち上げた国家的プロジェクトが新しい文字の製作でした。被支配階級に文字を与えることを反対する勢力の多い中、民衆の生活向上を目指す世宗大王の固い意志と熱心な研究により、1446年、ハングル(大いなる文字)が公布されました。

■ 訓民正音(フンミンジョンウム)とは?■

朝鮮の世宗大王が創った文字を意味する言葉でもあり、同時に、ハングル創製の背景や製作原理が解説されている教科書の名前でもあります。

■ 展示内容 ■

韓国の少年アーティストたちが、訓民正音やハングル製作背景になる歴史を研究し、一般の人たちにもわかりやすくストーリー化し、キャラクターデザインを中心に展開したパートと、ハングルの製作原理の中から子音をピックアップし、レタリングデザインを中心に展開したパートの、二つのコンテンツを楽しめる構成になっています。

■ 参加アーティスト ■

【成人アーティスト】
  リュウ・サラ(タイポグラフィ)
  パク・ヨンミン(キャラクターデザイン)
  ユ・ビョルナム(写真)
【少年アーティスト】
小学2年生(2人)
  パク・ユリム  アン・テウン
小学3年生(5人)
  キム・ジェヒョン  キム・ジェフン
  パク・ドヒョン  アン・チェウォン  チェ・スミン
小学6年生(4人)
  キム・ミョンヒョン  イ・ジョンウ
  シム・キョンジュ  イ・ジョンハン
(大韓民国青少年デザイン展覧会など、コンペ受賞者多数)