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【参加作家】
  韓国側  チョン・イヒョン   パク・ヒョンウク
  日本側  中村文則 (2005年芥川賞受賞)  森絵都 (2006年直木賞受賞)

日 時 / 2010年11月27日(土) 15:00〜17:30
会 場 / 秋田公立美術工芸短期大学 キャンパス内多目的ホール
入場料 / 無料

■ 作家紹介 ■

チョン・イヒョン
韓国を代表する新鋭女性作家。
1972年、ソウル生まれ。
誠信女子大学政治外交科とソウル芸術大学文芸創作科を卒業。2002年、第1回「文学と社会」新人文学賞で文壇に登場し、翌年小説集「ロマンチックな愛と社会」を出す。短篇「他人の孤独」で、2004年イ・ヒョソク文学賞を受賞し、短篇「サムブン百貨店」で、2006年現代文学賞を受賞した。「朝鮮日報」に連載された「マイスウィートソウル」は韓国で大きな話題となった。
パク・ヒョンウク
1967年、ソウル生まれ。
1991年延世大学社会学科哲学専攻卒。2001年「同情のない世の中」で第6回文学トンネ新人作家賞を受賞し、作家デビュー。2003年に長編「鳥は」を発表。若手の先頭を行く、才能豊かな作家として期待されている。
森絵都
1968年、東京生まれ。
早稲田大学第二文学部卒業。児童文学創作の傍らアニメーションのシナリオも手がける。1990年「リズム」で第31回講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。その後も数々の作品で多数の文学賞を受賞している。「カラフル」「DIVE!!」は映画化された。2006年「風に舞いあがるビニールシート」で第135回直木賞を受賞。他に「宇宙のみなしご」「流れ星におねがい」「アーモンド入りチョコレートのワルツ」「つきのふね」「永遠の出口」「いつかパラソルの下で」「ぼくだけのこと」「ラン」「架空の球を追う」「君と一緒に生きよう」等
中村文則
1977年、愛知県東海市生まれ。
2000年、福島大学行政社会学部応用社会学科卒業。以降、作家になるまでフリーターを続ける。ドフトエフスキーやカフカ、カミュなどから影響を受けたとされる。2002年「銃」で第34回新潮社新人賞を受賞してデビュー、芥川賞候補となる。2004年「遮光」で第26回野間文芸新人賞を受賞。2005年「土の中の子供」で第133回芥川賞受賞。2010年「掏摸(スリ)」で第4回大江健三郎賞を受賞。他に「悪意の手記」「最後の命」「何もかも憂鬱な夜に」「世界の果て」「悪と仮面のルール」